EC依存生活から今後を考える

先日から一人暮しを始めた影響で、家具やら家電やら雑貨やら、これまでにも増してEC(e-Commerce)依存生活な毎日を送っております。Amazon、楽天、LOHACO、ZOZOTOWNなどいまや事業者も多く、文字通り何でもECで買えちゃう時代だなと痛感しております。いまや翌日配送は当たり前。「午前中に頼んだのに当日中に来ないなんて有り得ない」と思うくらいに、消費者にとっては恵まれた、事業者にとっては過酷な競争になってるなぁと思ってます。

リアル店舗で買うとするなら、緊急性が高い時や、一部の生鮮食品(大多数はECで買えるので)を買う時くらいでしょうか。そんな生活を送ってる最中、ZOZOTOWNを運営するスタートトゥデイが、新アプリ「wear」をリリースしました。詳細はググって頂きたいですが、簡単に言うと、「店頭で商品のバーコードを撮影すると、インターネットで買えるようになる。」、そんなアプリみたいです。

fashion-app-wear-logo
例えばリアル店舗に行って、これいいなぁと思った商品のバーコードを撮影し、その場でスマホから注文、翌日にはその服が自宅に届く、それをまたSNSにアップして・・。そんな形をスタートトゥデイはイメージしているのだと思います。典型的な「店舗のショールーム化」ですね。これに対して、勿論これまで店舗販売を主眼に置いていた小売業は動揺したらしく、ルミネはこのアプリの導入を拒否、対してパルコは導入を決めたようです。

この潮流に対して、僕は当然の流れだと思っています。店舗のショールーム化を懸念や反対する意見の多くは、ショールーム化すると売上減少するという意見が大半です。しかしこの主張に、僕はあまり納得できていません。確かにECに売上が流れれば、店舗の売上は減少するでしょう。しかしその減少分はECで取り返す、or その他の方法で取り返す、しかないのではないでしょうか。

勿論イベント実施などで店舗の客数を増やし、売上向上を図る古典的施策も有効だと思います。ただこれだけECの技術が発達し、人々の生活が店舗購買からEC購買に移っている中で、店舗ビジネスに固執しつづけるのは理解し難いと思っています。むしろWEARのような新しい流れを受容し、経営資源投下はECに注力し、店舗は一定層はいるである店舗購入型顧客のために or ECの販促やショールーム的に残すのが、今後の定石となってくるのではないでしょうか。店舗の売上、ECの売上ではなく、オムニチャネルを進めて企業全体の売上って概念で、業績を把握するべきなのだと思ってます。

そんなことを考えてたら、7&i HDが思い切った報道発表をされましたね。記事はこちら

僕らはこの流れについて行かなきゃいけないし、むしろ自分の消費行動がどう変わっていくか楽しみです。さらに言えば、10年後とかいうスパンで考えれば、アバターを使った購買活動やシェアなど、リアル「マトリックス」時代が来ると思ってます。※この話は、また長くなるので、気が向いた時にでも書きます。

やっぱこの分野が一番面白いしワクワクしますね。ただ発想はシステム屋としてではなく、小売業としての目線でいるのだけど。この分野、興味ある方いれば、ぜひ話しましょ!ではでは。

参考)
日経 2013/10/30 「店舗で下見、ネットで購入」の新サービス、ゾゾタウンが迫る「踏み絵」(真相深層)
日経 2013/11/4 セブン&アイ、グループ全300万商品をネット販売
[2014/01 追記]本記事は私の以前のブログから転記したものです。

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コメント

  1. さや より:

    ブログやってるんだね。
    同じくこの分野は関心が高いので勉強になりました。