起業家のように企業で働く(小杉俊哉 著)読書メモ

起業家のように企業で働く(小杉俊哉 著)読書メモ

こんにちは、しょーじです!小杉俊哉さんの「起業家のように企業で働く」(クロスメディアパブリッシング)をご紹介します!今日の本は、すべての会社勤めに方にオススメする本です!「何のために今の会社にいるんだっけ?」って方はぜひ。

ざっくりした概要

内容の紹介に入る前にザックリとした概要の説明です。

著者は小杉俊哉さん。マッキンゼーやアップルを経て、現在は慶應SFCにて教鞭を取られているそうです。ぼくは慶應出身ですが、SFCではないので、SFCの面白そうな授業には常々憧れてました。余談ですが笑

出版社はクロスメディアパブリッシング。20名程度の小さな会社なのですが、ビジネス書を中心にいい本つくってるなぁって印象の会社です。以前紹介した、柳内啓司さんの「人生が変わる2枚目の名刺~パラレルキャリアという生き方」も、クロスメディアパブリッシングからでしたね。要注目の出版社のひとつです( ´∀`)

本書の特徴としては、著者が読者に語り掛ける口調で、進んでいくところかと思います。章の冒頭には、「君はXXXと言っていたよね。」など、著者の声が優しく聞こえてくるような文体です。大好きです。

起業家マインドを持った企業人に

本書のメインメッセージは、起業家マインドを持った企業人になってほしい、ということです。

「起業家」マインドが必要なのは、ベンチャー経営者だけではない。企業で働くにしても「起業家」のように考え、働くことが必要だ。

昔から「起業家マインドをもつこと」は大事って言われてたけど、じゃあ具体的にどう考えたり、何したらいいの??っていうのに応えるのが、本書の大きな役割であり、意義のように感じます。

「起業すること」と「企業でサラリーマンすること」は、一見相反するように見えます。しかし起業家のように、マインドを持って同僚や部署、会社をも牽引する働き方は、企業にいながらでも可能だ!ということですね。個人的には、大企業にいる人ほど、本書のメッセージは響くと思います。

では、本文を引用しながら、内容の一部をご紹介していきましょう。

組織のVISIONと、自分のVISION

個人的はこれが一番響きました。会社が目指す方向性と自分の目指す方向性に乖離を感じ始め、「あれっ、何のために働いてるんだっけ?」って思うこと、少なく無いと思います。

ここで本書で紹介されているのが、MUST(やるべきこと)、CAN(役割を超えてもっとやれること)、WILL/WANT TO(やりたいこと)を円として図示し、組織のVISIONと自分のVISIONの接点を探す方法。

VISIONcf)[ライフハッカー]2013/11/28 より良い内定をつかむための「Will – Can – Must」の広げ方 より引用

上記ライフハッカーの記事でも紹介されていますが、MUSTは会社等で自分がやらなきゃいけないこと。2つ目のCANは自分の役割ではないが、会社としてコレをやったほうがいいということを書く。最後のWILLには、もし制約がなく自由にやっていいとしたら、こうしたいということを書く。

その上で、WILLとCANの円に共通して入ることは、何かと考える。もしそこに入るものがあるなら、組織のVISIONと自分のVISIONが重なり得るということ。この領域を見つけることが、やらされ感なく、仕事に取り組むための鍵となるとのこと。

逆に重なる領域がなければ、初めて転職を考えたり、無理やり会社を説得して「会社のVISIONを個人のVISIONに重ねる」といった方法を取ることもできるそう。トーマツベンチャーサポートの斎藤さんの例が挙げられていました。

まさに現在ぼくが悩んでいるテーマだったので、非常に参考になりました。この話を聞いて考えて思ったのは、まだまだ今いる会社でのCANが見えてない。一応大企業なのでやれる範囲は広いだろうけど、歯車の一部しか見えてないような、そんな状態。もっとやりたいこととの接点を探していかなきゃなぁ。

起業家のように働くために

Shachiku

自分の時給を計算する

これもよく言われることですが、気を抜くと意識から抜けてしまうことですね。

(自分が)業績に貢献したかどうかは、お金に置き換えてみるのがもっと分かりやすい。(中略)一般的には、最低で本人が貰っている1.5倍、多い場合には2倍の人件費が掛かっていると言われる。

普段働いていると、毎月給与が振り込まれるし、極論何も価値を生み出さなくても、給与は振り込まれる。けど、会社/起業家視点で考えると、毎月の給与にどれだけの労務費が掛かっているか気づくでしょう。

個人でお金を稼ぐのって非常に難しい、と当ブログを運営してから、切に思う。自分一人では稼げないのに、組織では利益を出し給与を支払う「会社」という仕組みは、本当にスゴイなぁとつくづく思う。もっと自分の出してる価値を確認しながら、活動しなきゃですね。

マネージャーとリーダーの違い

本書の中で、マネージャーとリーダーの違いについても言及しています。マネージャーは、役職者として機能し、HOW(どうやるか)を考える。リーダーは、個人名で機能し、WHAT(なにをすべきか)を考える。与えられた仕事をどうやってやるかを考えるだけではなく、なにをすべきかから考える。この姿勢が大事だと。

指示されたこと、自分の役割を行っているうちはリーダシップは発揮されない。役割を超えて組織のために役に立つと思うこと、あるいは自身がやりたいと思ったことに一歩足を踏み出した時、初めてリーダシップが発揮されるのだ。

正直ぼくはまだ、指示されたことを正しく行い、信頼を獲得していくフェーズだと思っています。けど、漫然と与えられた仕事をするのか、リーダーの視点を持ちながらやるのとでは、成長スピードは大きく変わってくると思うのです。既に聞いたことある話だったけど、改めて再認識しました。

企業にいるからこそできること

会社のVISIONと自分のVISIONを重ね合わせる

先のVISIONの話に関係するけど、どうやって会社のVISIONと自分のVISIONを重ねあわせるかに関しては、こんな記述がありました。

単に自分のやりたいことを主張するのではなく、会社としてこれが必要だということを提案する

一種の交渉術だと思うけど、ワガママをこねるのではなく、組織と自分のVISIONの重なりを意識すること。大事ですね。企業という名刺やリソースがあるからできることって本当に多いと思う。

このブログも月間1万PV超えたら、ブロガー名刺つくろうかなぁと考えてるけど、やっぱり信用度が高いのは企業の名刺なんだよね。独り立ちしたい気持ちと、企業のリソースを使い倒す気持ちとを、上手く折り合いつけてくのがいいんですかね。

企業内で「転職」できるのが企業にいる最大のメリット

この話は当然なんだけど、目からウロコでした。よく「転職」って言葉が使われるけど、「転社」「転職」を使い分ける必要があるということ。「転職」というのは
、職種(ジョブ)が変わること。「転社」というのは、勤め先を変えること。つまりは「転職を伴わない転社」もありうると同時に、「転社せず転職」もありうるということ。

大企業になればなるほど、部署が変われば職種(ジョブ)も変わることが多い。いまの職種(ジャブ)が嫌だから、「転社」っていうのは時期尚早なのかもしれないね。これは起業にはない、企業で働いている人ならではのメリット、と著者も説いています。なるほど。

感想を教えて下さい。ぜひ語りたい!

ここまでピンポイントで紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

本書は入社5年目くらいの方をターゲットにしてるらしいですが、もっと若手の方でも読む価値はあると思います。特にぼくのように、なんで今の会社にいるんだっけ??って思ってる方はぜひ。

正直転職も考えていたぼくが、本書を読むことによって、いまの会社にいる意義を、(すこし)感じることができました。まだまだ悩みはつきないですが、ちょっと前向きに考える、いい足がかりになったかな。

ぜひみなさんの感想を教えて下さい!語りましょう(特に同じ会社の皆様)!!直接の知り合いじゃない方でも、コメントいただければいつでも!ではでは!

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