心を整える。(長谷部誠 著)読書メモ

公開日: : 最終更新日:2014/03/27 Book

心を整える。勝利をたぐり寄せるための56の習慣(長谷部誠 著)レビュー

こんにちは、しょーじです。今日は長谷部誠さん著、「心を整える。勝利をたぐり寄せるための56の習慣」(幻冬舎)の読書メモをお送りします。

正直なめてました。

長谷部誠さんファンには大変申し訳無いのですが、はっきり言って読む前は舐めてました。海外行って代表のキャプテン務めたサッカー人間が、調子乗って、「本出しちゃいました」って感じだと思ってました。主観ばっかの内容だらけなんだろうなぁ、と思っていました。

なんだこの名著は!!

読みました。その考えがひっくり返りました。為末さん以来の、アスリート思想家かもしれません。すごい上から発言で恐縮ですが、感心しました。では、いきましょう。

ざっくり概要

ざっくり概要を説明すると、ご存知サッカー日本代表のキャプテンを務める長谷部誠選手が、普段行っている自分ルールや習慣を、とても謙虚に語っている本です。

タイトルは「心を整える。」 スポーツはメンタル面も非常に重要と言いますから、日本代表主将および海外チーム移籍といった重圧の中、どうやってメンタルを整えたのかに重点が置かれています。

青字の文章が素晴らしい

実はこの本、文中の文字はすべて青字で書かれています。これが非常に読みやすい。一応写真を取ってみましたが、伝わらないですよね笑 一度書店で手にとって確認してみてください!目にやさしいというか、スッと入ってきて、心が静まるような感覚さえ覚えます。

IMG 3074

謙虚な文体

本著の特徴のひとつが、非常に謙虚な文体で書かれていることです。普通この手の本だと、「〜〜すべき!」みたいな論調が多いのですが、本書はあくまで一つの選択肢を提示している感が、文章から伝わってきます。あとがきに長谷部さん自身も書かれているのですが、「上から目線にならない」ということを意識して書かれたようです。

全体的に「僕はこうやってるけど、みんなに合うかは分からないし、反対意見もあると思う。選択肢の一つとして捉えてくれれば」って感じのスタンスなのです。これは非常に好感が持てます。真似したい文体です。

参考になるポイントがいっぱい!

前述したとおり、長谷部さんが行っている「心を整える」ための習慣が、計56個紹介されているのですが、その中には我々スポーツ選手以外も参考になるポイントが、多数掲載されています。その中から、ぼくがこれは!!と思った一部を紹介します。(番号は紹介順。)

1:意識して心を鎮める時間を作る

一番参考になると思ったのはコレです。さすが一番に書いてあるだけありますね。

一日の最後にかならず30分間、心を鎮める時間を作りたかったのだ。(中略)部屋に戻る。電気をつけたままにして、ベッドに横になる。音楽もテレビも消す。そして、目を開けたまま、天井を見つめるようにして、息を整えながら全身の力を抜いていく。

喧騒の中にいればいるほど、自分自身に向き合い、心を鎮めるのは難しくなります。意識的に30分時間を取るよう心がける。簡単なようで、意識しないとなかなか取らない時間だと思います。ぼくも最近これを実践してるのですが、心なしか入眠が早い気がします。

25:群れない

これは非常に同感するポイントでした。みんなと食事に行くのは好きと前置きした上で、この一文。

だたし、いつも同じメンバーで食事に行くとなると話は別だ。同じメンバーだと結局、最後は「愚痴大会」になってしまうという印象があって、そうゆう不満の解消法は好きではないからだ。

大賛成です。いい加減やめませんか、無駄な忘年会やら新年会やらで、同じメンバーで会社の愚痴をいう会。将来のことや夢を語るならまだしも、社内人事や愚痴なんて、みんなで集まって話す意味無いですよ。少なくとも飲み会代3000円の意味はないと思ってます。それなら色んな人と1000円のランチに行きたいです。

33:読書は自分の考えを進化してくれる。

僕は本を読んでもその内容を鵜呑みにはしない。疑うわけではないけれど、まず自分の場合はどうだろうか、この意見に同調できるだろうかと考えてみるのだ。自分に通じると思うときもあれば、当然ながら違うと思うこともある。

読書って気を抜くと、「読むこと」が目的になっちゃうんですよね。「あと何ページだ、がんばろう。」みたいな。これは断言していいと思いますが、読書は「読むこと」が目的ではなく、そこから「何を得るか」が大事なんですよね。自分の場合はどうだろうか、と考えるのは、そう言った意味で効果があると思います。

36:夜の時間をマネージメントする

寝るという行為は意外と難しい。目をつむっていても思い通りに寝付けないことも多々ある。だからこそ、普段から「いい睡眠」を取るために夜の時間を自分自身でマネージメントできているかが鍵になる。

普段から「いい睡眠」を取るために、長谷部さんが行っている「寝るまでの1時間」でやることが紹介されています。これは完全にノウハウ集ですね。メモ必携です。笑

  1. リラクゼーション音楽を流す
  2. お香を焚く
  3. 高濃度酸素を吸う
  4. 特製ドリンクを飲む
  5. アロマオイルを首筋につける
  6. 耳栓をする

高濃度酸素は厳しそうですが、お香や音楽は気軽に取り組めそうです。最近不眠症な僕は、手軽なものから取り組んでみようと思います。

スポーツ選手の本では随一!!

ざっと紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。スポーツ選手の書いた本の中では、随一だと思います。いやその枠組はもはや不要かもしれませんね。

関連図書には同じくアスリートの為末大先生の本を挙げておきます。もはや思想家ですよね、為末さんは笑 ではでは!

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